会長・委員長のごあいさつ

会長・委員長のごあいさつ

50年前、商店街、行政、市民の皆さんが一体となって
国を動かした全国初の歩行者専用道路

旭川平和通買物公園は、1972年6月1日開設し、本年50周年を迎えました。50年前、商店街、行政、市民の皆さんが一体となって、市民運動として国を動かし全国で初めて誕生させた恒久的歩行者専用道路「旭川平和通買物公園」です。

今年度は50周年の大きな節目にあたり、50年の足跡を振り返り、現在を見つめ、これからの買物公園について市民の皆様とともに考える一年にしたいと準備をしてまいりました。

6月1日の開設50周年記念セレモニーを皮切りに、各通りで開催される市民参加のパフォーマンスやイベント、また、毎年の買物公園誕生祭の大道芸フェスティバルも三年ぶりに開催。7月、8月にはまちなかビアガーデンや前年通りのフラワーフェスティバルをさらに強化しフォトスポットなどより楽しめる内容を予定しています。

9月には食べマルシェも再開するなど50周年記念にふさわしい盛りだくさんのイベントが用意されています。

また、買物公園各街区ではオープンテラスを実施、たくさんのパラソルセットを配置して自由にくつろいだり、テイクアウト飲食ができるテラス席となっていますので買物公園の空間をより楽しんでいただけると思います。

是非、開設50周年の買物公園にお出かけいただき、これから100年に向けての大きなヒントを市民の皆様に感じていただきたく、ご参加を宜しくお願いいたします。

旭川平和通買物公園企画委員会
平和通買物公園50周年記念事業実行委員会

会長 大西 勝一

師団通から平和通、「車社会からの解放」と「自然との対話」による
「人間性の回復」を目的として完成

師団通から平和通、そして「車社会からの解放」と「自然との対話」による「人間性の回復」を目的として1972年6月に日本初の恒久歩行者専用道路として完成した「旭川平和通買物公園」は本年50周年を迎えます。

完成までに様々な困難を乗り越え全国から注目を集めた買物公園も、その後、日米構造協議、規制緩和、広範な道路整備による車社会の進展など、国が進めた経済社会政策は買物公園の理念とは相いれない結果を生み出し、郊外のロードサイド大型店の進出が進んだ結果、現在は商店街としては非常に厳しい状況にあります。

私たちは50周年を契機に今後の買物公園の再生活性化のために、持続可能な各種の計画を進めてまいります。現在1条通及び5条通界隈で新規事業の展開や魅力的な個性づくりを目指すオープンテラス事業などが進んでいます。

旭川市の顔とも言える買物公園の活性化のために、市民の皆さんのご協力をお願い申し上げます。

旭川平和通買物公園企画委員会
平和通買物公園50周年記念事業実行委員会

委員長 佐々木 邦男